早いものでGWに突入しました。春は大人もこどもも変化の季節。星山こどもビレッジでも4月1日から星山えほんの森保育園がスタートし、14日(日)にはお披露目とお祝いの会として「開村式」を行いました。
紫波町星山地区につたわる星山神楽さんの権現舞(ごんげんまい)や、紫波町の老舗餅屋 甘味処高福餅店さんのお餅の餅まき、ポニーの触れ合い体験、小さなマルシェなどを行いました。お天気にも恵まれ、桜も満開だったこの日。ご近所に住むおじいちゃん・おばあちゃん、星山小学校で過ごした小学生や中学生、高校生。保育園に通うご家族、星山のプロジェクトに心を寄せてくださっている方々…本当に沢山の方々が来てくださりました。
これまで星山小学校として慣れ親しんできた方々へのお披露目の機会として、保育園になった1階部分の見学も設けました。その中で私たちよりも長く星山小学校と過ごしてきた方々から、「ここがパワースポットだった」「この置き物は用務員さんがつくってくれたものだった」などなど思い出のギフトと、保育園の取組みへの応援の声をいただきました。沢山の想いを寄せてくださり本当にありがとうございます。
保育園が開所してから1ヶ月が経ちました。いっぱい泣いていた小さなお友達も少しずつ一緒に暮らす保育者に慣れてきて、笑顔で過ごせる時間が増えてきました。大きなお友達は開放的な園庭で泥んこ遊びをしたり、畑作業のお手伝いをしたり、お花見をしながらおやつを食べたり。星山での暮らしにそれぞれの視点で楽しみを見い出しているようです。
同じような毎日を過ごしているように見えるかもしれませんが、保育者たちも話し合いながら、こどもたちの心と身体の成長を願っています。「開村式」で老若男女が集い、それぞれに敬意をもって繋がっていった輪が、今でも運営スタッフの目に鮮明に焼き付いています。主軸にはもちろん「こどもたちの幸せ」がありますが、これからも地域の皆さまと一緒に楽しみ、暮らしていきたいと思っておりますので、これからも星山こどもビレッジの取り組みを応援していただけたら嬉しいです。
Special thanks
星山神楽、甘味処高福餅店、馬っこパーク、はちすずめ菓子店、しあわせの青い鳥、うたか自然農園、陸中海産、ごはん屋かつら、村上製菓、ウレシパモシリ、ファームプラス、雨風太陽、左草ブラウンスイス牧場、天狗寿司、あらや食堂、平六醸造、BrewBeast、Green Neighbors Hard Cider、わの市、宮澤商店、紫波印刷、JAいわて中央グリーン紫波東部
写真:イトウタカムネ
文:佐々木桜子
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